小麦アレルギー児(乳卵も)5歳とノンアレ2歳を育てています。さとです。
特に小麦アレルギーに関する様々な情報を発信しています。
※味噌しょうゆに含まれる小麦は医師の許可が出ているので、記事は味噌しょうゆOKの小麦アレルギー児視点で書いています。
0歳で発覚した我が子の食物アレルギー。早いもので5年の付き合いになりました。
小麦も卵も乳も、経口免疫療法中。日々コツコツと頑張っていますが、解除にはまだまだ時間がかかりそうです。。。
食べることが大好きなアレっ子。早く好きなものを好きなだけ食べさせてあげたい!
どうしても焦る気持ちが出て、未来を思うと不安になることも多いです。。でも、ふと過去を振り返ってみると「すっごく進歩している!」と思うこともたくさん。
毎日、食事にスキンケアに頑張っている我が子と、これからも前向きに進んでいくために、記録を残していきたいなと思っています(^^)/
食物アレルギー児、現在の治療はこんな感じ
現在、我が子は食物アレルギー治療では有名な某病院で「経口免疫療法」を行っています。
経口免疫療法とは、
食物経口免疫療法とは抗原食物を、摂取しても安全な少量から、継続して摂取していくことで、体がその抗原食物に慣れていき(耐性獲得)、次第に摂取量を増やしても症状が出ないようになっていく治療法のこと
を言います。
現在の病院にたどり着いた時、皮膚状態も悪く、血液検査の結果も酷いものでした。数年かけて、専門医の指導を受けながら治療を続けています。
「自分で少しずつ食べればいいんじゃない?」とも思うかもしれませんが、重度の食物アレルギー児が自己流で摂取することは、命の危険を伴います。
慎重に慎重に摂取量を見極めながら進めていく必要があり、専門医の指導が不可欠です。
そのため、診察、血液検査、先の摂取量を決定する負荷試験などで、年に何度も通院をしています。
自宅でも、日々のアレルゲン摂取、スキンケアと対応すべきことは盛りだくさんです。
2022年食物アレルギー治療経過を記録!
さて2022年。アレっ子は5歳になりました。
2021年の年末に、外出先で誤食をしてしまい、アナフィラキシーショックで救急搬送されたアレっ子。
年齢を重ねて行動範囲が広がると、誤食の危険も増します。そろそろ小学生も視野に入ってくる時期。いろいろ分かることも増えてきて、母はドキドキです。
よく頑張った2022年の記録です。
2022年アレルギー食材:1日の自宅負荷量はこんな感じ。
2022年1年間の自宅負荷量の変化です。それぞれ毎日摂取し続けています。
毎日のことなので、手元の量を見るとまだまだ少ないなって思ってしまうけど、1年間で見るとすごく増えてる!
卵白や牛乳はちょっとした誤食なら耐えられるレベルになってきました。
我が家は基本毎朝、まとめて摂取しています。でも、摂取方法については、病院によっても先生によっても考え方は千差万別。必ず主治医にご相談くださいね。
2022年アレルギー血液検査はどうなった?クラスは?
今の病院に通い始めたのは1歳の時。血液検査の数値が上がりすぎてしまい、それまで通っていた地元総合病院のアレルギー専門医がサジを投げて、紹介状を書いてくださったのがきっかけでした。
今思えば、あの時転院出来て良かった。あのまま通っていても除去し続けるだけで、改善は無かったと思います。
治療経過とともに少しずつ改善してきた血液検査の結果。2022年はこんな感じ。
卵はクラスが下がった~!同じクラスでも具体的な数値は明らかに減少して、先生に「よく頑張っていますね」と褒めていただきました。
卵と牛乳は少し希望が見えてきた気がします。
小麦はまだ遠い道のりですが、数値は下がっているので一歩ずつですね。
通院回数は、定期通院4回、負荷試験のための日帰り入院4回でした。子供も親もお疲れさま〜
2022年ヒヤリとしたできごと
小さいころから何度も救急のお世話になってきましたが、本人も親も保育園側もだいぶ対応に慣れ、2022年は大きな事故もなく、落ち着いて過ごすことが出来ました。ありがたい限りです。
ただ、ヒヤリとしたできごとが一回ありました。
保育園で保育中に小麦粉を使って遊んだことがあったようで。もちろん我が子が重度の小麦アレルギーであることは周知されていて、普段小麦粉が保育に持ち込まれることはありません。
たまたま、小麦粉が余ったようで急遽教材に使うことになったらしく。我が子だけ遊ぶ場所を離して片栗粉を使って遊ばせたそうです。
かなり距離を取り、遊び終わったあと全員がしっかり手を洗ったようのですが、お迎えに行ったときには、我が子は全身に軽い蕁麻疹が出て痒そうにしていたのでした・・。保育園に預けてある内服を飲ませ、しばらくして落ち着きホッとしました。
粉はどうしても空気中に舞ってしまうし、身体についてしまった粉は落としきることは出来ない。吸ってしまうし、お友達とじゃれあったりしたら皮膚からも侵入してしまう。
保育園からも丁重な謝罪がありました。自分も気をつけなければいけないなぁと思ったできごとです。
2022年食物アレルギー児、心の成長にジーン
アレっ子は5歳を迎え、自分に食物アレルギーがあること、小麦卵乳は食べてはいけないこと、しっかりと理解しています。
これまでアナフィラキシーショックを何度か起こしてきました。食べることが怖くなってもおかしくないと思うのですが、我が子は自宅で美味しいものを食べるのはもちろんのこと、外食や公園など外で食べるごはんが大好き。
食いしん坊なので、食べてみたいものはたくさんあるみたいですが、自分が食べられる範囲で大好きなものを見つけるのがとっても上手です。
外食で大好きなのは回転寿司。2022年は「自分はお寿司が好きだ!」とはっきりと自覚したようで、何度も何度も行きました。
家族やお友達と公園でごはんを食べるのも大好きです。そんな時は大体、お弁当かコンビニ。コンビニは、「いくらおにぎり」と「赤飯おにぎり」が大好物。これに豆乳ドリンクや野菜ジュースをプラスして、とっても満足そうにしています。
普段は頑固でプライドが高く、口も達者で手がかかることも多い。でも、改めて文字にしてみると、自分の病気に負けず、素直にスクスク成長してるなぁ。感謝ですね。
来年度はいよいよ小学生。このままいくとお弁当生活になりそうです。クラスの人数は倍以上になります。
1人お弁当で嫌な気持ちにならないかな、お友達と仲良くやっていけるかな、(私、毎日お弁当作れるかな…汗)と、心配はつきないですが、このまま素直にのびのび過ごしてもらえるように、精一杯サポートしなければ!
2022年リピートしまくったアレルギー対応食品3点をご紹介!
さてさて、食いしん坊のアレっ子を支えてくれるたくさんの美味しいアレルギー対応食品。2022年もたくさんのアレルギー対応食品にお世話になりましたが、特におすすめの食品を3点ご紹介します。
何度も何度もリピートしたアレっ子が大好きな、おすすめ商品です!
みんなの食卓 米粉パンスライス
扱いやすく食べやすい、みんなの食卓の米粉パンスライス。おかずやスープに合わせても美味しく、常にストックがあります。
我が家はいつも「パルシステム」で注文しています。パルシステム便利ですよ!
ふるさと納税返礼品「結musubi」グルテンフリー米粉パン
こちらも、ものすごくおすすめ!
ふるさと納税の返礼品「結musubi」グルテンフリー米粉パンです。ふんわりしてとっても美味しい。
納税額6,000円のバラエティセット。
納税額10,000円のよくばりセットがあります。
我が家はいつも、10,000円のよくばりセットです!とにかくすごく美味しいのでおすすめ。
詳しく記事にしているので、良かったら読んでみてください。
私はふるさと納税を、すべて楽天カードで行っています。ポイントがつくので、とってもお得。
さらに楽天お買い物マラソンの日などを狙って申し込むと、ポイント還元率がドンっとあがってよりお得ですよ!今なら、ドドンと新規ポイント進呈中。
親も大満足のヘルシーパスタ「ZENBヌードル」
我が家の麺類はほぼこれというほど。定期購入してリピートしまくっているのが「ZENBヌードル」です。
最近はグルテンフリーの米粉麺で美味しい商品がたくさんありますが、このZENBヌードルは【黄えんどうまめ100%】であることがポイント。
米粉麺よりも重くなく、たくさん食べても軽いし罪悪感が限りなく低い。親のダイエットにも最適な麺です。
味は少し豆の風味が強いような気もしますが、子供たちも大好きで喜んで食べています。ゆで汁をスープにするのも美味しくてお気に入りです(^^)/
他にもおすすめのアレルギー対応食品がたくさんあるのですが、紹介しきれないのでまた別記事にしていきますね!
2022年_小麦アレルギー児の治療経過&おすすめアレルギー対応食品まとめ
2022年もコツコツ治療して、着実に歩みを進めることが出来ました。
2023年はいよいよ年長さんになり、小学生が迫ってきました。小学校入学前に全部解除して臨みたかったのですが、それは難しそうです(涙)
でも、食べることが大好きで、今食べられないものを思い切り食べる未来を楽しみにしているアレっ子とともに、2023年も美味しいものをたくさん食べて元気に過ごしたいと思います。
来年も同じように「今年もよく頑張った~!」って嬉しい振り返りが出来ますように(^^)/
それでは、この辺で。
※注意
こちらに書かれている食物アレルギーの内容、およびその対応は、
あくまで現在の我が家に限ったものになりますので、ご了承ください。
食物アレルギーはとてもデリケートで、各々がもつアレルゲンの内容、
その症状、おこなうべき対応すべて千差万別です。
実際に治療される際は、ぜひご自身でよくお調べくださいね。
コメント